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いよいよ超越文法新講座である
「イタリア語超入門」
のご案内をさせて頂きます。

さて、今回お届けするイタリア語ですが、
ぶっちゃけ言うと、

「別にイタリアに行く予定もないし、
 イタリア語なんて学んで何の意味があるんだろう・・・?」

そんな風に思ってはいませんか?

ですが、侮るなかれ。

実は、このイタリア語、
語学を学ぶ上では非常に重要な鍵を握っているのです。

どういうことか?

もしも、初めて
外国語を学ぶなら・・・?

これまで、超越文法では様々な言語を取り扱ってきました。

英語はもちろん、フランス語、ドイツ語、ラテン語に、
講義の中で韓国語や中国語、ルーマニア語も取り扱ったことがあります。

そんな中、実は以前、溝江先生にこんな質問をしたことがあるのです。

「もしも、溝江先生が今から語学を学ぶなら、何語から勉強を始めますか?」

と。

今、私たち日本人は、決められた義務教育の中で、
当たり前のように「英語」を学ぶところから始めます。

ですが、もしその決め事がなければ、
溝江先生は、何語から学ぶのだろう・・・?

そう思い、溝江先生に質問してみたことがあるのです。

すると、溝江先生は、こう即答しました。

「もちろん、イタリア語ですね」

なぜ、イタリア語なのか・・・?

そこには、イタリア語に隠された、ある“特殊性”があったのです。

イタリア語に隠された特殊性

溝江先生は、国際言語学者として活動されています。
中でも、その専門は「西洋言語」。

ヨーロッパに存在する様々な言語を研究してきたそうですが、
西洋言語を研究する学者の多くが、
必ずと言っていいほど注目する一つの言語があるのです。

それが、「ラテン語」です。

なぜ、ラテン語なのか・・・?

ラテン語は「西洋言語の祖」とも言われており、
ほとんどの西洋言語の中には、
必ずこの「ラテン語」の要素が隠されています。

そのため、

「ラテン語を学べば、あらゆる西洋言語の“関連性”が紐解ける」

というのが、ラテン語の特性なのですが・・・

残念なことに、現在このラテン語は、ほとんど使われていません。

ただし、このラテン語も進化し、形を変えて、
現代では「ある言語」として存在しています。

それが、イタリア語なのです。

これが一体、何を意味するのか・・・?

実は、イタリア語の中には、
ラテン語から様々な西洋言語が派生し、生まれていく中で、
どの言語にも普遍的に存在する「共通要素」が最も詰まっているのです。

千変万化する西洋言語の原液

例えば、日本でもよく知られている単語として、
スペイン語の「amigo(友達)」という単語があります。

この単語も、基(もと)になった単語は、
実は、ラテン語の「amicus」という単語なのです。

ラテン語の「amicus」から、

amicus(ラテン語)→amico(イタリア語)→amigo(スペイン語)→ami(フランス語)

・・・と移り変わる中で、
スペイン語の「amigo」という単語が生まれました。

こうして、西洋言語のほとんどは、
ラテン語からイタリア語を経由することで生まれているのです。

いわば、イタリア語を「原液」として、
そこに混ぜる“要素”を変えるだけで、
多種多様な西洋言語へと変化していく・・・。

カクテルでも、「ジン」というお酒を元に、
トニックウォーターを合わせれば、「ジントニック」になり、
ベルモットを合わせたら、「マティーニ」になり、
ブランデーを合わせれば、「ダービー」というお酒になりますが、
あらゆる西洋言語の「原液」となる言語こそが「イタリア語」なのです。

だからこそ、外語語を学ぶ際には、
「まずはイタリア語から学ぶ」
というのが、最もオススメな学習方法なのです。

言語の自在性を手に入れる

これまで超越文法では、
「自由に言語の抽象度を行き来できる言語」
として、日本語の重要性をお伝えしてきました。

神と対話するために生まれたサンスクリット語から、
国中の言語学者によって人工的に作られた韓国語まで・・・

国境の壁を超え、世界中に存在するどんな抽象度の言語に対しても、
“日本語を通じて”理解することができるのが、日本語の持つ特性です。

一方、イタリア語の力は、「西洋言語」という世界の中で、
あらゆる言語に応用できる基礎力となり得ます。

そのため、スペイン語、フランス語、ポルトガル語など、
どんな西洋言語を勉強するにせよ、ひとまずイタリア語を勉強しておけば、
その後の学習が、非常に楽になるのです。

そこで、今回の「イタリア語超入門」で行いたいのは、
培った語学力を、西洋言語へと水平展開する力の習得です。

いわば、これから先、どんな言語を学ぶにせよ、
フランス語の力を伸ばせば、スペイン語の力が伸びる。
英語の力を伸ばせば、フランス語の力が伸びる・・・。

そうやって、何か一つの言語を学んだ際に、
イタリア語を介することで、
「全ての西洋言語に応用できる柔軟性」
を身につけて頂きたいのです。

こうして、抽象度の高い言語から、
低い言語までを縦断できる日本語に加え、
西洋言語の中を自在に横断できるイタリア語を学んで頂ければ、
言語の世界をより自在に行き来できるようになるでしょう。

まさに国境を超えた「超越文法」ならではの
言語学の世界をお届けしていきたい・・・。

そんな思いを持って生まれたのが、今回の「イタリア語超入門」なのです。

「イタリア語超入門」講座詳細

今回の講座では、初めてイタリア語を学ぶ方はもちろん、
現在、すでにイタリア語を学んでいて、より学びを深めたいという方にも、
自信を持っておすすめの講座です。

たった1回、2時間の講義となりますが、
イタリア語はもちろん、語学の世界の見え方が、
180°変わってしまうような講義をお届けしましょう。

実際、以前も「超入門シリーズ」として、
ラテン語・フランス語・ドイツ語を一挙に学ぶ講座を開催しましたが、
英語すらおぼつかないような大学生や主婦の方、多言語の本を出版されている方、
翻訳家として第一線で活躍されている語学のプロまで・・・

多種多様な方々にご参加頂き、その全ての方から、

「本当に感動しました・・・!」

という声を頂きました。

中には、

「実は、これまでドイツ語を10年間学び続けたのですが、
 10年経っても分からなかったことが、今日の講義でようやく分かったんです!」

という感想も頂いています。

「そんなおおげさな・・・」

と思うかもしれませんが、そんな“驚き”を提供するのが、
溝江先生の講義の真骨頂なのです。

さらに、今、日本でイタリア語を学べる場は非常に少なく、
イタリア語のスクールがそもそも少ないのもありますが、
きちんと教えられる講師もいません。

だからこそ、今回の「イタリア語超入門」を通じて、
溝江先生からイタリア語を学んで頂くのはもちろん、
イタリア語から、どのように他の西洋言語へと応用していくのか?

その応用方法についても、習得して頂きたいのです。

つまり、イタリア語を学ぶことで、
イタリア語の能力が上がるというのは、ある意味当たり前で、
それだけではなく、せっかく学ぶのであれば、
全ての西洋言語における「語学力」もアップしてしまうような、
そんな講義をお届け致します。

ちなみに、具体的にお伝えしている内容の一部を紹介すると・・・

  • 絶対に“あいさつ”から言語を学んではいけない理由
  • イタリア語とスペイン語の違いを一瞬で区別する方法
  • イタリア語に隠された“なんとなく分かる”言語直感の正体
  • 未知の言語をそれっぽく話す方法
  • 人間の“甘い”感覚に隠された五感を活かす言語直感の習得法
  • “ママ”と“パパ”に隠された言語直感の秘密
  • イタリア語の文法をたった一言で解説する魔法のキーワードについて
  • 言語の国境を超える“交代原則”の真髄
  • 西洋言語に隠された日本人が当たり前に使う言語法則について
  • 自己紹介を“イタリア人風”にするある工夫とは
  • インド=ヨーロッパ語が三人称を最も信頼している本当の理由
  • 日本人の日常にあふれるイタリア語由来の言葉について
  • 多くの人が勘違いする一人称の冠詞を使用する際の注意点
  • フランス語とスペイン語が一緒に学べるイタリア語学習の本質
  • ラテン語から継承された定冠詞のある“証”について
  • イタリア語で“不浄なもの”として排除されたある言葉とは
  • 初学者の誰もが間違える活用形の注意点と覚え方
  • 基礎単語から初見の単語を類推する方法
  • イタリア語の初級単語を語源に持つ難関英単語について

■価格について

そして、今回の「イタリア語超入門」の価格ですが、
2万円(税抜)となります。

ちなみに、先日、溝江先生からは、

「今回の2時間の講義で、大学の授業で言えば、
 10ヶ月〜1年分くらいの内容にはなるでしょう。
 それぐらい、内容を一気に凝縮してお届けします。」

と、言って頂きました。

まずは今回の「イタリア語超入門」の講義を受けて頂いて、
それを何度も反復するだけでも、イタリア語はもちろん、
多言語学習の基礎も固まっていくでしょう。

それぐらい貴重な講義となりますので、
ぜひ、今回の「イタリア語超入門」を通じて、
言語学習の新たな扉を開いてみて下さい。

「イタリア語超入門」詳細
講義時間
2時間
価格
2万円(税抜)

最後に

超越文法で一貫してお伝えしてきたのは、
「言語直感を鍛える」ということです。

知っている単語、知っている文法で構成されている文章を見た時、
その意味が分かるのは当たり前でしょう。

ですが、

「見た事のない単語、知らない文法で構成されている文章を見て、
 “直感的に”意味を把握できるのか・・・?」

というと、単に語学を学んでいるだけでは、決して太刀打ちできないのです。

そうではなく、自分の知っている数少ない言語から、
未知なる言語の法則や、その読み方すらも推測できてしまう・・・

超越文法で身に付けて頂きたいのは、
そんな「一を知って十を紐解く」ような力です。

それこそ、世界中に存在する全ての言語に対して、
文法や単語の意味を一つ一つ覚えていたらキリがありません。

もちろん、時には、一つの言語と向き合い、
丁寧に学んでいくことが必要なこともあるでしょう。

ですが、まずはざっくりとでも全体像を掴めば、
何語を学ぶにしても、その学習スピードは何倍にも早くなるのです。

さらに、超越文法で面白いのは、
「英語を学ぶことで、日本語のことがより分かるようになった!」
という声をたくさん頂くことです。

日本語は、私たちの母国語であり、日本人の原点です。

私たちが日常生活の中で感じる「真善美」も、
その原点は、日本語の言語体系の中にあるのです。

だからこそ、外国語を学ぶことを通じて、
その言語が世界中の言語と繋がっていることを実感し、
ひいては、日本語を知り、日本そのものへの理解も深まっていく・・・。

そんな講座を、これからもお届けしたいなと思っています。

今回の「イタリア語超入門」も
その一つのきっかけになればと思っていますので、
ぜひ、ご参加くださいね。

それでは、最後までお読み頂き、有難うございました。

「イタリア語超入門」に参加する